嫌われる勇気 を読んでみた
- 作者: 岸見一郎,古賀史健
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/12/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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アドラー心理学は、堅苦しい学問ではなく、人間理解の真理、また到達点として受け入れられている。嫌われる勇気p23
われわれは原因論の住人であり続ける限り、一歩も前に進めません。嫌われる勇気p28
人は過去の原因に突き動かされるのではなく、自らの定めた目的に向かって動いていく。嫌われる勇気p38
変わることの第一歩は、知ることにあります。嫌われる勇気p40
健全な劣等感とは、他社との比較のなかで生まれるのではなく、理想の自分との比較から生まれるものです。嫌われる勇気p92
われわれが歩くのは、誰かと競争するためではない。今の自分よりも前に進もうとすることにこそ、価値があるのです。嫌われる勇気p93
困難に直面することを教えられなかった子供たちは、あらゆる困難を避けようとするだろう。嫌われる勇気p154
ひとたび世界の大きさを知ってしまえば、自分が学校に感じていた苦しみが、コップの中の嵐であったことがわかるでしょう。コップの外に出てしまえば、吹き荒れていた嵐もそよ風に変わります。嫌われる勇気p193
アドラー心理学ではあらゆる縦の関係を否定し、すべての対人関係を横の関係とすることを提唱しています。嫌われる勇気p198
いちばん大切なのは、他者を評価しない、ということです。評価の言葉とは、縦の関係から出てくる言葉です。もしも横の関係を築けているのなら、もっと素直な感謝や尊敬、喜びの言葉が出てくるでしょう。嫌われる勇気p205
自らの主観によって、わたしは他者に貢献できている、と思えること。そこではじめて、われわれは自らの価値を実感することができるのです。嫌われる勇気p206
自己受容とは、仮にできないのだとしたら、そのできない自分をありのままに受け入れ、できるようになるべく、前に進んでいくことです。嫌われる勇気p227
60点の自分をそのまま60点として受け入れた上で、100点に近づくにはどうしたらいいかを考えるのが自己受容になります。嫌われる勇気p228
変えられるものと、変えられないものを見極めるのです。嫌われる勇気p228
われわれは何が与えられているかについて、変えることはできません。しかし、与えられたものをどう使うかについては、自分の力によって変えていくことができます。嫌われる勇気p228
われわれはなにかの能力が足りないのではありません。ただ勇気が足りていない。嫌われる勇気p229
仕事の本質は、他者への貢献。嫌われる勇気p236
もっともわかりやすい他者貢献は、仕事でしょう。社会に出て働くこと。あるいは家事をこなすこと。労働とは、金銭を稼ぐ手段ではありません。われわれは労働によって他者貢献をなし、共同体にコミットし、私は誰かの役に立っていることを実感して、ひいては自らの存在価値を受け入れているのです。嫌われる勇気p239
幸福とは、貢献感である。それが幸福の定義です。嫌われる勇気p253
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