littlepine2019’s blog

読書をするなかで、心に残ったフレーズを書き留めていきます。

デジタルマーケティングで売上の壁を超える方法 を読んでみた

デジタルマーケティングで売上の壁を超える方法(MarkeZine BOOKS)

デジタルマーケティングで売上の壁を超える方法(MarkeZine BOOKS)







デジタルマーケティングは、とかくテクノロジーやツールの話になりがちですが、本当に大切なのはビジネスのロジック。自社の売り上げ構造を分析し、どんな顧客から売り上げが上がっているのかを理解するところから始まり、顧客の層を積み上げていくことで、どうしても越えられなかった売り上げの壁を越えることができるのです。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法pviii


マーケティングとは、売れ続ける仕組み作りである。なぜなら、自社の製品やサービスは一度売れば終わりではないからです。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p3


マーケティングとは、買いたい気持ち作りです。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p4


ものがどのように売れるのかを図式化したAIDMAはAISASに変化した。
attention→interest→demand→memory→action
attention→interest→search→action→share
デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p5


デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p6


何度も買い続けてもらうと言うという視点が入ってくると、リピートする構造全体を設計することが、デジタルマーケティングで必要なことになってくる。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p6


顧客がロイヤルカスタマー(優良顧客)化していくところまでを設計する必要があります。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p7


2:8の法則(パレートの法則)が示しているように、顧客全体の2割りにすぎないロイヤルカスタマーによって、売上の8割が作られているというのはよくある話です。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p7


ちゃんとリピートしてもらって利益を出せる構造が作れないと、企業が新しい商品を作ったり、サービスを改善すること自体が難しくなる。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p7


アプリからもたらされる位置情報、実店舗のデータ、SNSの投稿など、オンライン、オフライン問わず幅広いデータを活用するものをデジタルマーケティングと定義することができると思います。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p8


最新のテクノロジーを導入する前にやるべきことは、見込み客のリストとデータを集めること。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p10


デジタルマーケターは、トレンドと施策の重要性の違いをしっかり理解して、自社の戦術を決定していく必要性があります。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p11


媒体を越えて、その人が何に興味を持っているか、にフォーカスした広告配信が可能なのです。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p14


おすすめのサイトがないわけではありませんが、デジタルならもっと違うアプローチもできますよ。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p15


デジタルの3つの特性は、検索性(比較、情報へのリーチ)、双方向性(クチコミ、動画)、即時性(その日、その時間)。検索ができること、企業だけでなく消費者も情報発信ができること、その日その瞬間の状況に合わせたコミュニケーションができること。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p15


買ってくれた直後にありがとうございましたとメールを送り、配送の手配が完了した瞬間に、今から発送いたします、と、はじめて購入してくれた人の不安を取り除くことができるのが、デジタルならではのコミュニケーションです。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p17


配送した有機野菜を料理するときの工夫や美味しい食べ方などは、紙のDMなどで伝えた方が読まれやすくなるので、伝わる力が大きくなることもあります。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p17


検索性、双方向性、即時性を低コストで実現できることも、デジタルマーケティングの大切なポイントです。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p17


顧客と直接繋がり、認知から購買に至るプロセスがデータで可視化される現在、マーケターの売り上げに対する意識も変わりつつあります。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p18


1年間の売り上げというのは、新規顧客と既存顧客の売り上げで成り立っています。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p19


自社の売り上げ構造、顧客構造を把握して、どんなときにどんな施策を打つべきかを判断し、ビジネスを大きく成長させられる。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p19


デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p21


多くのお客様にリピートしてもらうために、メルマガを配信したり、サイトのUIを改善したり、自社アプリを開発することもあるでしょう。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p20


あるいは、MAを導入したり、ポイントやマイルなどのロイヤルティプログラムを運営して、お客様をロイヤルカスタマー化する方向も考えられます。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p21


一回は買ってくれても、2回、3回と利用してもらうことは難しい。この「F2(2回目の購入)」のハードルが非常に高いので、ここをいかに乗り越えられるかを考える必要があります。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p22


顧客を積み上げていける状態を作ったところではじめて、初回購入、つまり、新規顧客の獲得のために、広告などの施策を考えるという順番になります。そして最終的には、1人でも多くのお客様をロイヤルカスタマー化していくことが大切になります。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p22


売り上げはどこから来るのか?自社の顧客からです。つまり、自社の売り上げがどのような構造になっているかを理解するには顧客の状態を分析して把握するところから始める必要があります。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p24


店舗と違って、商品を購入するときに必ず顧客情報を取得できるECでは、お客様ひとりひとりの購入情報がその人にとって何度目の購入かわかるため、新規とリピートという言葉が頻出します。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p25


大切なのは、1年目の新規顧客が、2年目も継続している割合が50%以上あるかと言うこと。この、継続率をちゃんと見ていくのが大切です。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p26


大体2年目以降の購入回数というのは前年の2倍以上になります(そうなの?)。継続率50%を維持していれば、お客様がずっと残れば残るほど、売り上げというのは絶対に伸びていくのです。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p27
→これは、1年目1年間の購入を新規、2年目1年間の顧客を継続と定義しているので、たとえば、1年間で3回定期的に買う商品の場合は、1月から買えば年間で3回、12月に買う人は年間で1回なので、1年目よりも2年目の方が2倍くらい買う頻度が平均的に高い、ということ。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p29


全体の売り上げを見て、上がった、下がった、と一喜一憂するのではなく、まずは新規のお客様からどのくらい売り上げがあるのか、(2年目以降も継続して利用している)継続顧客からどのくらい売り上げがあるのかというように、売り上げを分解してみていきます。見るべき数字はたくさんあるのですが、最初に分解して見るべきなのはそこなのです。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p27

毎年、新規のお客様を取りまくらないと成り立たない状態というのは、ビジネスとしたかなり厳しいということです。ですから1年目のお客様が、2年目、3年目と、毎年リピートしてくれる幸三をきっちり作ることが大切です。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p33


継続顧客を増やして、継続率をあげて、1人当たりの顧客の売り上げが増えていくようにてを打った結果であって、広告費を増やして作った売り上げではない、というのがこのグラフなのです。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p35


新規をガンガンとるのは、広告予算が潤沢にあれば不可能ではありません。しかし、そのお客様が翌年継続しなければ、毎年、新規獲得を頑張らないと売り上げを作れないのです。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p35


継続年数が長くなればなるほど、お客様の離脱率は緩やかになっていく。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p36


お客様との間に長期的な関係を構築することで、企業は長期的に成長できます。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p36


数字を見ながら対策を打ちやすいのが、お客様に直接アプローチしていくダイレクトマーケティングのすごく面白いところだと思います。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p35


まずは顧客の状態を把握して、自社の取るべき戦略は何か、実施すべき施策はなにかを議論する必要があります。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p38


自分がなにか買いたいと思ったときの選択しというのは大体3つくらいしかないんです。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p40


私が最も重視しているのは2回目です。F2転換という言い方をします。FはFrequencyの略です。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p41

ECサイト、アプリ、各種サービスなど様々なビジネスでF2転換率(2回目の購入率)をいかにあげていくかが非常に重要。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p42


この、2回目も買いたい、という体験がすごく重要で、2回買ってくれると3回目まで買ってくれるお客様の割合は60~80%くらいになったりします。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p43




デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p44


認知し、お試しセットを購入し、更に本商品をかってもらい、使い始めてもらうところまでが新規であって、いわゆるF2こそ実は新規に近いのです。従って、F2となった後、F3、F4と繰り返し使ってもらうところがリピートであり、リテンションになります。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p45


結局このF2転換率のところが最もインパクトが大きいんです。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p48


F2でいきなり下がったら、F3の転換率をいくら頑張ってあげたとこ歩で、母数が小さいので挽回することは難しい。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p48


どこに注力すれば成果を最大化できるのか、そのポイントを見極めて手を打てるようになるのもデジタルマーケターの重要なスキルだと思います。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p49


F2転換で大切なのは、タイミング、商品、コミュニケーション。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p50


中でも、最も大事なのが、タイミングです。みんな、コミュニケーション手法を変えればリピートすると思っているけれど、そういうわけではないんです。いくら美味しそうなご飯を作ることができても、おなかがすいてあるときに出さなければ食べてもらえないからです。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p50


商材にもよりますが、30~60日以内に再度購入しない場合は、その後のリテンション率は大幅に下がります。つまり自社の商品やサービスでは、どの期間までだったらF2転換しやすいかを理解することが大切です。特に、F1として初めて購入した状態に近いうちに、なるべく早く施策を実施する必要があります。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p52

では、その期間内のどこかで、今ご契約いただけるなら、本商品を○○円でこ提供します、といった、フォローのメールを送るとします。このメールを送るのは、いつ頃が良いと思いますか?答えは、お試しセットがなくなる前、つまり、お試しセットを申し込んでから8~9日目です。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p52


何もしなくてもお客様が2回目を買おうと思っているそのピークのところで、いかにタイミングを逃さずにグラフのラインを上に持っていけるかがポイントです。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p52


どのタイミングでメールを送るかはユーザーによっても、会社や商材によっても違うので、このタイミングがいつなのかを知ることが大切です。まずは自社の商品とF2の分析をやってみて、顧客の状態を把握することをお勧めします。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p53


ユニクロでは、セーターやパンツ、鞄まで多くの品揃えがあるにも関わらず、広告でヒートテックの商品を打ち出している理由のひとつは、おそらくらヒートテックインナーのF2転換率が他の商品に比べて高いということがあるのではと思います。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p54


大切なのは、いかににその効果をお客様に体感してもらうかということ。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p55


1回目の購入のときにあかにスペシャルな体験を作り出すかが大事だということです。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p55


本当にF2転換しなくて困ったときには、まず入り口の商品を見直すことです。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p56


お客様に直接インタビューしてみると、社内で想像していることとお客様が考えていることの間にギャップがあることに気づくはずです。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p56


商品は良くて当たり前。大事なのは、その商品は誰にとってどのように良いのかを、ちゃんと担当者が理解して、お客様に伝えられるかです。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p57


商品は大事だし、良いものを作ろうというのはもちろんなんですけど、何が良いのか、どういう風に良いのか、をちゃんと伝えなければいけない。ずっと使ってもらえればわかるんですよ、といわれても買う人はほとんどいません。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p57


南米に行くときの注意点とか、お薦めの服装や持っていくと便利なものを紹介するメールが、申し込んでから最初の5日間暗い毎日届いたら嬉しいですよね?それなのにうちの会社では1週間に1回しかメールを配信できないことになっているという会社もあります。1週間ごとに1通、2通、3通、4通とメールが届いても、お客様からしたら、なぜそのタイミングでメールが来るのかよくわからない。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p58


まずはタイミング。いかに熱いうちにコミュニケーションを取るか。その次が中身。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p58


申し込んだ直後というのは、お客様にとって不安でもあり、楽しみでもある時期です。だから、不安を払拭して楽しい要素を増やせるようなコミュニケーションができれば、良い印象や信頼に繋がります。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p59


顧客との関係構築を考えるとき、避けてとおれないのがCRMです。CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)というのは、顧客のデータを分析し、適切なコミュニケーションを考えて長期的な関係を構築していくこと。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p62


よく、メルマガは週に何本くらい打てば良いですか、と聞かれることがあるのですが、実は答えなんてないんですよ。お客様のタイミング次第なので。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p62


直接お客様と対面する機会がないECの場合、このお客様の気持ちにどこまで近づけるかはとても大切です。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p64


私はCRMを考える際、お客様がどう感じているか、ということだけを集中して考えるようにしています。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p64


私はマーケティングに関してはお客様の気持ちがすべてだと思っています。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p68


クーポンやセールと言った施策だけでなく、梱包方法にも気を使ってみることで、2回目の購入体験を作るのに効果がある。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p70


JALのマイルのように、離れられなき仕組みを作る。そうしないと、いつでもお客様が離脱してしまう可能性がある状態と考えた方が良い。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p73


離脱されない関係作りという点では、ロイヤリティプログラムだけでなく、一人一人のお客様に合わせた対応、つまりパーソナライズが重要になります。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p74


買ったことのある漫画の続きが新刊で出たときに、顧客全体に同じ文面のメールでお知らせするのではなく、その漫画の購入履歴がある人にセグメントして、○○の新刊が発売されました、という件名でお知らせする。そうすると、続きが読みたかったお客様が購入してくれる可能性が高まるだけでなく、興味のない人にメールを送るという事態を避けられます。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p75


いくらお金を投下しても、ちゃんと○か月後には回収できて、それ以降は利益が出ることがわかればそれで良いのです。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p82


アプリなどのスタートアップ企業が数十億円規模の資金調達をすると、何億円もTVCMに投下することがありますが、其れはこういう設計がちゃんとできているからです。何十万人がアプリを無料インストールして、何万人が課金して、課金ユーザーが何ヵ月でいくら落としてくれるのが設計できて、3億円投下しても3か月後には3億5000万に鳴って返ってくるという計算ができるなら、基本的にはそのスキームで回している限り、ユーザーを増やしていけます。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p82


この商品を売りたいから広告しよう、と考えるのではなく、この商品で良い体験をすると、お客様が自社のファンになってくれる、という視点が大切です。そして、どの商品で初めてお客様と接点を持ち、どのような体験をしてもらうかをプロモーションの中でしっかりと設計する必要があります。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p84


お客さんにとってらそれなりの値段のする商品に対する購入ハードルはすごく高い。どんなに素晴らしい商品で、素晴らしいクリエイティブをつくってその商品を広告したとしても、いきなり1万円の商品はなかなか買えないわけです。だから、初回購入のハードルをいかに下げられるかが重要になります。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p85


ゲームアプリで最初から、課金しないと、このアプリは使えません、という風にすると、その瞬間にいきなりハードルが上がります。けれど、初回の無料体験がよければ、課金しても良いかなと思ってくれる。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p86


初回の体験を設計する上で、購入のハードを下げると、当然ながら利用する意思のない人、そもそもその商品を必要としていない人の数が増えてきます。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p87


購入ハードルを下げた場合は、少しだけ体験のハードルをあげることが大切です。たとえば、サプリメントの無料サンプルを提供した場合は、モニターアンケートに回答することを条件とする。あるいは、新聞のデジタル版のような有料コンテンツだったら、30日間無料体験にする代わりに、会員登録の際にクレジットカード情報の入力を必須にするなどです。これによって、本当に必要としているユーザーだけがその先のステップに進むことができます。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p87


モール系のショップの場合、文字だけの、誰も読まないような注意書が一杯かいてあるメールが送られてくることが多い。そういうメールを、いかに自社が伝えたいことに変えるか。お客さんの不安を解消し、期待している情報に変えていくか。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p90


多くのユーザーは企業からのメールはほとんど見ていないと考えた方が良いでしょう。最初の1~2通目を見て、この企業からのメールは見る、見ない、を決めているからです。つまり、その後のコミュニケーションでいくらPDCAを回して最適化しようとしても、そもそも読んでもらえないお客様に再度内容を見てもらえるようにするのは非常に難しい。つまり、最初に送る何通かのメールをいかに改善するかなのです。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p91


AdobePhotoshopに利用登録すると、Photoshopを使うとこんな良い体感ができると言った内容のメールが届きます。いずれもワクワクする世界観を損なわないクリエイティブになっています。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p92


自社サイトのコンテンツを充実させて集客するコンテンツマーケティングという手法があります。とても本質的で、今後のマーケティングにおいても非常に重要な施策です。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p93


マーケティングとは、売れる(儲かる)仕組み、熟れ続ける仕組みを作ることです。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p96


デジタルマーケティング児おいて最初に考えるべきことは、どのように自社の商品、サービスを、売れる仕組みにするか。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p96


潜在的にユーザーになりそうな人にアプローチしたいとき、多くの人が訪れる大手ポータルサイトで、オイシックスの安心安全な美味しい野菜を自宅で食べてみませんか?という広告を配信すると、かなり効率が悪くなると考えられます。そこには、ターゲットでなはない人もたくさん訪れているからです。そこで選択肢となるのが、ツイッターフェイスブック、インスタグラムなどのSNS広告です。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p103


フェイスブック広告では、28歳~32歳の女性、既婚で1~2歳児の親である都内に住んでいる人だけ、といった、かなり細かいセグメント(ターゲットの区分)で配信することができます。あるいは、ツイッターでは人気のママタレの○○さんをフォローしているユーザーだけに広告を背信することができます。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p104


YDNはYahoo!ディスプレイアドネットワーク、GDNはGoogleディスプレイネットワーク。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p104


フェイスブックなど、メインコンテンツと同じようなフォーマットで、ユーザー体験を妨げない形で表示される広告をネイティブ広告と言います。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p106


従来のバナー広告と比較してユーザーの目に留まりやすく、広告効果が高くなる場合が多いため、SNS広告はとても有力な選択肢となっています。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p107


広告は代理店に丸投げせずに、パートナーシップを組んで一緒にやること、あるいは自社で広告がわかっている人を採用する、もしくは自分自身で勉強してやることが非常に大切です。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p109


他社との違いを考えるのは、やっぱり自分達の仕事なんです。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p110


SEM(リスティング広告)については、SEOで上位表示できない部分を広告で補足するのが基本的な考え方になります。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p114


重要なのは、その広告で、どのようにお客様が買いたい気持ちになってくれるか、です。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p125


広告は、媒体ではなく、何ができるか、で考えること。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p132


食品や日用品の場合、初めて買ってから大体2ヶ月の間にリピートしない場合、その人が再び買う確率はかなり低いと思います。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p136


買ってから6年はリピートしないような商材の場合、初めて商品を買ってから2ヶ月以内に購入することはないでしょう。でも何回もサイトにアクセスしたくなるような状態を長期的に作ったおけば、リピートに繋がりやすいというのがデータから把握できるのだったら、そのアクセスを維持することが大事になります。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p136


重要なのは、ウェブサイトやアプリの中でユーザーにどのような体験をしてもらい、そして企業のゴールが達成されていくかです。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p137


しっかり計画を立てずに無駄な流入セッションを増やしてもあまり今はありません。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p143


デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p145

数値が決まると施策も考えやすくなります。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p148


ポイントサイトからの流入や、ツイッターで話題になってセッションが増えたりすると、それらはサイト改善においてはノイズになります。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p149


セッションが増えたから喜ぶのではなく、何が増えたのか、意図して増えた結果なのかを数字から読み取り理解することが大切です。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p149


同じ商品、同じ価格のときに、これが欲しいと選んでもらえる理由というのがブランド、ブランディングです。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p154


アマゾンのブランドは広告で作られたものというより、こういう体験全体がブランドなわけです。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p155


スマートフォンが普及したことによって、PC中心の時代には語られることの少なかったカスタマージャーニーに注目が集まっています。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p158


企業の都合で、お客様にはこういう道筋をたどってほしいというストーリーを作るのではなく、各プロセスにおいて、買いたくなる気持ちを生み出す仕掛けを少しずつ作っていくこと。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p158


デジタルマーケティングはいかにリアルタイムの情報をタイミングよく提供するかも重要なことのひとつ。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p165


マーケティングというのは、売れる仕組みづくりと考えることができます。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p178


一般的に1年以上使っているユーザーの割合(継続率)が50%以上になると、売り上げは年々増加していきます。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p180


私がシンクロで仕事をしているとき、本書にまとめたフレームワークをもとに企業の課題を抽出し、実行する施策にフォーカスするという手順をとっています。このアプローチによって課題が可視化され、デジタルマーケティングの手法を使って取り組んだ結果、ありがたいことに大きな成果へとつながっています。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p187


たくさんの本を読んだり、先駆者の講演を聞いたりすることで、新しい知識と既存の優れたメソッドを自分のマーケティングに取り込み、実践していくことを日々行っています。デジタルマーケティングで売り上げの壁を越える方法p188

デジタルマーケティングで売上の壁を超える方法(MarkeZine BOOKS)

デジタルマーケティングで売上の壁を超える方法(MarkeZine BOOKS)